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映像メディアの特徴

映像は物語マーケティングの代表選手

販売促進のキーワードが、「モノ」から「コト」へ変化したのは2010年以降。
「心の時代」ともいわれ、共感が得られなければ売れなくなったのです。
根強い人気の『健康食品』も、物語性のないものは大手の商品であっても
売れません。物語を語る上で、もっとも信頼が高いのが映像メディアです。

テレビショッピングが売れる理由

物語を考える2つのヒント

認知学者のロジャー・C・ジャクソンは、「観念的に言えば、人間は論理を理解するようにできているのだ」と述べています。
メッセージを伝えるためには、メッセージそのものだけでなくコンキテキスト(背景情報)も同時に伝えたほうが伝わりやすい。そこで、コンキテキストを伝えることのできるストーリーへの関心が高まってきているのだと。

「物語」の構造を分析する研究は1920年代、ロシアで始まりました。民族学者が100編のロシアの魔法民話を分析し、民話が31の「機能」から成り立っていることを発見しました。「機能」とは、場面(シーン)が示す「意味」のことです。
この民族学者は同時に、登場人物は7人-①敵、②贈与者、③援助者、④王女とその父、⑤委任者、⑥主人公、⑦にせ主人公-に限定される、とも言っています。
この発見は50年代末に英語に翻訳され、一躍、欧米にインパクトをもたらしました。

映像の密度は濃い! TV番組の情報量はラジオの約7倍

一般の人が1分間に書く文字数は約30字。話すのは約300字。専門書を
読む文字数は約1000文字。これがテレビ画面のように一つの状況として
「見る」という場合には2000字分の情報量といわれます。30分では6万文字。
新書版の1頁が約600字で、見出しや行替えを除くと一冊分に相当します。

TV映像の二次利用に新たな道筋が

テレビ局の撮影・編集した番組の映像・音声・画像のすべては、制作局が著作権を保有します。
このため、番組で取り上げられた映像を利用したいとしても、制作者や出演者の了解を含め了解が得られる道筋が分からず、挫折してしまうケースが多かったのがこれまででした。
今日では、放送された番組をDVDにして販売促進用に使用したり、HPに動画としてアップするなどの二次利用を了解した企画枠も現れております。
テレビ局の条件を確認しながらではありますが、有効活用ができる方法には魅力を感じます。